自分の家がどの学区のマップに載っているのか、すぐに見つけられますか。広島市西区の土砂災害ハザードマップは小学校区ごとのPDFで公開されています。地域によって更新年月が違うため、どこを見ればよいか迷う方もいると思います。
地域情報メディア「にしひろリンク」のエリア担当ライター、カズヒコです。わたし自身も西区在住なので、このあたりの地図がどこで確認できるのかは気になっていました。今回は広島市の公式情報をもとに、西区の土砂災害ハザードマップを確認する流れを整理しています。
自分の地域の地図面の見つけ方から、警戒区域の最新確認先、避難場所を見るときの注意まで、順番に触れていきます。
土砂災害ハザードマップとはどんな地図か
土砂災害ハザードマップは、土砂災害の警戒が必要な区域と、近くの避難場所を一枚の地図にまとめたものです。広島市が小学校区ごとに作成・更新しており、西区でも各学区のPDFが公式ページで公開されています。
地図面には土砂災害警戒区域(警戒が必要な範囲)と土砂災害特別警戒区域(より危険度が高い範囲)の二種類が色分けして示されています。どちらに当たるかで、避難のタイミングや避難先の考え方が変わります。
西区の地図面は13学区分が公開されている
広島市公式ページで確認できる西区の地図面は、2026年3月時点で次の13学区分です。更新年月は学区によって異なります。
| 小学校区名 | 更新年月(地図面記載) |
|---|---|
| 井口小学校区 | 令和7年3月 |
| 井口台小学校区 | 記載なし(要確認) |
| 大芝小学校区 | 令和4年11月 |
| 草津小学校区 | 令和4年8月 |
| 己斐小学校区 | 令和7年5月 |
| 己斐上小学校区 | 令和8年3月 |
| 己斐東小学校区 | 令和8年3月 |
| 鈴が峰小学校区 | 令和7年3月 |
| 高須小学校区 | 令和6年3月 |
| 古田小学校区 | 令和7年3月 |
| 古田台小学校区 | 令和7年3月 |
| 三篠小学校区 | 令和7年3月 |
| 山田小学校区 | 令和6年3月 |
更新年月は地図面に記載されており、作成から年数が経っているものは警戒区域の指定内容が変わっている可能性があります。PDFを見るときに日付を確認しておくと安心です。
まず自分の学区を調べるとたどり着きやすい
地図面はPDFごとに学区が決まっているため、自分の住所がどの学区に当たるかを先に調べておくと、目的の地図面に早く届きます。これが分からないまま一覧を眺めると、どこを見ればいいか分からなくなります。
住所と学区の対応は、広島市の公式サイトやひろしま地図ナビで確認できます。地図ナビでは住所を入力して防災情報タブを開くと、自宅周辺の状況を地図上で見ることもできます。

学区が分からないまま地図を探すと、意外と時間がかかるんですよね
地図面で確認できることと確認できないこと
各PDFの地図面には、警戒区域・特別警戒区域の範囲と、近くの指定避難場所が示されています。これだけでも、自分の地域の基本的なリスクの分布は確認できます。
ただし、地図面はあくまで作成時点の情報です。区域指定が変更されていることがあるほか、避難場所の名称や場所も変わっている可能性があります。PDFで把握できた内容を、最新の公式情報と照らし合わせる流れが必要です。
ハザードマップのPDFを確認するときの順番
PDFを開いたときに、どこから見ればよいかが分かるよう、確認の順番を整理しました。
広島市公式サイトの土砂災害ハザードマップページから、西区の一覧を探し、該当学区のPDFをダウンロードします。
地図面の隅に記載されている更新年月を見て、いつ時点の情報かを把握します。年数が経っているものは最新情報との照合が必要です。
自宅・職場・通学路周辺が色分けされた区域内に入っているか確認します。特別警戒区域はより危険度が高い範囲です。
地図面に示された避難場所の位置を確認し、実際の避難ルートを頭に入れておきます。災害時の開設状況は別途最新情報が必要です。
最新の警戒区域は別のページで確認できる
PDFの地図面は作成時点の情報のため、警戒区域の最新指定状況は土砂災害ポータルひろしま(広島県公式)で確認できます。住所や地図から検索できる仕組みになっており、現在の指定状況をリアルタイムに近い形で調べられます。
広島県DoboX(県オープンデータカタログ)では、西区の土砂災害警戒区域・特別警戒区域のデータセットが公開されており、2026年2月時点のリソースが確認できています。
避難場所と避難所は別のものと理解しておく
読者から時々聞かれるのが、「避難場所」と「避難所」の違いです。ハザードマップに示されているのは主に指定緊急避難場所で、緊急時に身を守るための場所です。避難所は長期的に滞在する施設を指すことが多く、両者は同じ場合も別の場合もあります。
また、災害が起きた際に避難場所が実際に開設されるかどうかは、その時の状況次第です。広島市防災ポータルや「避難所へGo!」アプリでは、開設状況をリアルタイムで確認できます。
地図だけで分からないことを補う方法
ハザードマップのPDFだけでは分からない点もあります。自宅の住所が警戒区域内かどうかを個別に確認したい場合や、避難ルート上の状況を調べたい場合は、ひろしま地図ナビが便利です。
- ひろしま地図ナビ
-
住所を入力して防災情報タブを開くと、自宅周辺の災害リスクを地図上で確認できます。
- 土砂災害ポータルひろしま
-
広島県公式の警戒区域検索ページで、最新の区域指定状況を確認できます。
- 広島市防災ポータル
-
避難情報の発令状況、開設中の避難場所を確認できます。災害時はここを最初に開くとよいです。
子育て世帯や高齢の方の家族が確認しておきたい点
子どもが通っている学校の周辺がどの区域に当たるか、通学路に警戒区域が重なっていないかは、地図面で確認しておけます。ただし、学校が避難場所として指定されているかどうかは、PDFの地図面だけでは読み取れないこともあります。
高齢の方がいる家族の場合は、自力で避難が難しいケースも想定して、近くの避難先を複数考えておくことが広島市の公式案内でも触れられています。一カ所だけに絞らず、状況によって使える場所を事前に確認しておくと動きやすいです。
地図を確認するだけでも変わること
地図を開いても警戒区域が近くにないと分かれば、それだけでも少し落ち着けます。反対に自宅周辺が区域内に入っていた場合は、避難の順番や行き先を考える手がかりになります。今日の時間でPDFを一枚開いてみるだけで、次の動きが少し見えてきます。
わたし自身も西区の地図面を改めて見てみましたが、更新年月が学区によってかなりバラつきがあることには気づきませんでした。作成が古い地図面は内容が変わっている可能性もあるので、気になる区域は土砂災害ポータルひろしまでもう一度確認するといいと思います。
「まずどこで確認できるか」から始められれば十分です。広島市の公式ページは西区の学区一覧がそのまま載っているので、お時間があるときに一度のぞいてみてください。
- 広島市公式サイト:土砂災害ハザードマップページから西区の学区別PDFを確認できます
- 土砂災害ポータルひろしま:最新の警戒区域指定状況を地図・住所で検索できます
- ひろしま地図ナビ:住所を入力して防災情報タブから自宅周辺を確認できます
- 広島市防災ポータル:災害時の避難情報・開設中の避難場所を確認できます
- 広島市危機管理室 災害予防課:電話082-504-2664(地図の内容に関する問い合わせ先)













