軒下をコウモリが出入りしている、屋根裏から気配がする、換気口の下に糞らしき物が落ちている。そんなとき、捕まえてよいのか、入口を塞いでよいのか迷うところです。捕獲と追い出し、再侵入対策は分けて考える必要があります。
地域情報メディア「にしひろリンク」のカズヒコです。広島市の行政情報をもとに、捕獲に関する確認先と、住宅で民間業者へ調査や施工を頼む場面を分けて見ていきます。高い場所や狭い侵入口は、無理に自分で確かめない前提で考えます。

捕まえる話と、家へ入れない対策は分けると分かりやすいです
コウモリの侵入を疑ったら家の外から分かる範囲を見る
コウモリらしい姿を見ただけで、すぐ屋根裏に住み着いているとは限りません。まずは地上など安全な場所から、夕方に同じ辺りを出入りしていないか、軒下や換気口周辺に小さな糞が繰り返し落ちていないかなど、見える範囲を確かめます。
屋根裏の物音や糞だけでは、原因となる動物を決めつけにくい場合もあります。ネズミなど別の動物が入り込んでいる可能性もあるため、姿を確認できていない段階では「コウモリに違いない」と決めず、場所や時間帯を記録しておくと調査時に伝えやすくなります。
家の周囲を見るときは、次のような情報なら無理なく残せます。屋根へ上がったり、高い換気口へ近づいたりせず、普段の生活範囲から分かる内容だけでも十分です。
- 姿を見た場所とおおよその時間帯
- 糞らしき物が落ちている位置
- 屋根裏などで音がする時間帯
- 外から見える出入りの位置
こうした情報があれば、行政へ問い合わせる場合も、現地調査を依頼する場合も状況を説明しやすくなります。種類の特定や侵入口の確認まで自分で済ませようとせず、見える範囲で止めておくなら無理がありません。
コウモリを自分で捕獲・殺傷する前に法令の確認が必要
野生の哺乳類や鳥類の捕獲は、鳥獣保護管理法による規制があります。広島県の案内でも、有害鳥獣を捕獲する場合は許可が必要となる制度が示されています。対象となる鳥獣や方法によって国や県の許可になる場合もあるため、種類を決めつけて扱わないことが必要です。
コウモリを見つけても無許可の捕獲や殺傷を前提にしないことが基本です。住宅から外へ出てもらう対応と、個体そのものを捕まえる行為は同じではありません。捕獲が必要と思われる場合は、実行する前に行政へ制度を確かめます。
広島市では捕獲の手続きと住まいの相談先を分けて確かめる
広島市では鳥獣対策を農政課が担当しており、市の手続き資料にも鳥獣捕獲許可の申請が掲載されています。一方、広島市の相談窓口一覧には、ねずみや害虫などの「住まいの衛生相談」として保健所環境衛生課も掲載されています。
ただし、住宅へ侵入したコウモリについて、どの窓口がどこまで相談を受けるのか、捕獲以外の住宅施工まで行政が行うのかは別の話です。市役所へ問い合わせる際は「捕獲の許可を知りたい」「住宅内の衛生面を相談したい」など、用件を具体的に伝えると確認しやすくなります。
行政へ聞きたい内容は、あらかじめ分けておくと話が混ざりにくくなります。
- 捕獲に関する手続き
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自宅で確認した動物を捕獲する場合に許可が必要か、対象となる窓口や手続きを確認します。
- 住宅衛生の相談
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広島市には住まいの衛生相談窓口があります。コウモリの相談対象となるかを含め、問い合わせ時に確認します。
- 住宅への施工
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屋根や換気口の調査、追い出し、侵入口の封鎖などは、行政手続きとは分けて施工先を検討します。
行政への相談と民間業者による住宅施工は、目的が違います。市へ相談したから住宅の侵入口まで施工してもらえる、あるいは民間業者へ頼めば捕獲手続きもすべて任せられる、と考えず、それぞれの対応範囲を確かめる必要があります。
屋根や換気口の高所確認は無理に自分で行わない
コウモリの出入りが屋根の軒先や高い換気口付近に見えると、入口を近くで確認したくなります。ただ、脚立や屋根を使う調査は転落の危険があります。屋根裏についても、足場が確保されていない場所へ入ってまで確認する必要はありません。
もう一つ避けたいのが、コウモリが内部にいる可能性を残したまま、見つけた隙間を勢いで塞ぐことです。追い出しと侵入口の封鎖は順序や現場の状態が関係するため、中に残っていないか分からない状態で塞がないようにします。
捕獲のルールが分からない、高所に侵入口がありそう、どこから入っているのか特定できない。このような段階なら、現地で建物を確認できる業者へ調査を依頼し、必要な施工範囲を聞いてから考える方法があります。
害獣BUZZではコウモリを対応害獣として掲載し、現地調査と見積もりを無料と案内しています。広島市での具体的な施工内容や日程、捕獲に関する手続きへの対応範囲まで一律に決まっているとは限らないため、調査時に個別に確かめてください。
現地調査では侵入口と被害範囲を建物ごとに見てもらう
コウモリ対策では、姿が見えた場所だけでなく、実際にどこから建物へ入っているのかを確かめる必要があります。害獣BUZZの案内でも、現地調査で害獣の種類、被害の程度、侵入経路を確認し、その結果から施工内容と見積もりを提示する流れになっています。
家によって屋根の形、換気口、外壁の取り合いなどは異なります。糞が落ちている場所と実際の侵入口が同じとは限りません。外から見えない場所まで自分で探すより、調査結果の写真などを見ながら「どこを施工するのか」を説明してもらうほうが分かりやすいでしょう。
追い出しだけでなく再侵入を防ぐ施工範囲も見る
住宅のコウモリ対策では、建物から追い出す作業と、その後に再び入られないための対策を分けて見ます。害獣BUZZのコウモリ向け案内でも、追い出しに加えて侵入経路を封鎖する施工を掲載しています。
ここで確かめたいのは「駆除一式」という言葉だけではなく、調査で見つかった侵入口のうち、どこまで見積もりに含まれているかです。一部分だけを塞ぐのか、建物全体で侵入の可能性がある場所を確認するのかによって、施工範囲は変わります。
相談から施工を検討するときは、次の順番なら内容を切り分けやすくなります。
姿を見た場所や時間帯、糞や物音が気になる位置などを伝えます。
原因となる動物と侵入経路、建物内外の被害範囲を調べてもらいます。
追い出しや封鎖、清掃など、必要とされた作業ごとの内容を見積書で確かめます。
調査を頼んだからといって、その場で施工まで決める必要はありません。害獣BUZZは見積もり後のキャンセルも可能と案内しています。分からない項目があれば、何のための作業なのかを聞き、内容に納得してから契約する流れなら落ち着いて検討できます。
糞や汚れは場所と量を見て清掃の範囲を決める
玄関先やベランダ、換気口の下などに糞らしき物がある場合も、それだけで健康被害が起きていると決めつける必要はありません。一方で、屋根裏や手の届きにくい場所にまとまって汚れがあるなら、無理に入り込んで掃除するより施工時に状態を確認してもらう方法があります。
害獣BUZZでは、要望に応じて清掃、除菌、消臭にも対応すると案内しています。ただし、広島市の住宅でそれらが必ず基本料金に含まれるとは確認できません。清掃が必要とされた場合は、対象場所と作業内容、費用が見積書のどこに入っているかを見ます。
コウモリ駆除の費用は固定額ではなく見積書の中身で比べる
コウモリ駆除を頼むときに気になるのが費用ですが、広島市の住宅で一律にいくらとは言えません。害獣BUZZも料金について、害獣の種類や被害状況、建物面積のほか、オプションや保証内容、サービス日時などで変動する場合があると案内しています。
そのため、金額だけを見るより、追い出し、侵入口封鎖、清掃や除菌などのうち何が含まれるのかを合わせて見ます。高所作業で足場などが必要になる可能性がある場合も、追加費用の有無を契約前に確かめておきたいところです。
保証についても同じです。害獣BUZZは最長10年保証を掲げていますが、保証期間は築年数や施工内容などによって異なるとしています。保証年数と対象となる再発条件を見積もり時に確認することまで含めて比較すると、契約後の認識違いを減らせます。
現地調査を依頼する場合は、調査と見積もりが無料となる条件に加え、足場、清掃、除菌、追加の封鎖作業などが別料金になるかも聞いておくと分かりやすいです。広島市での到着時間や施工日についても、広告上の最短時間ではなく個別の日程として確かめます。
高額請求を避けるにはその場の勢いで契約しない
広島県消費生活センターは、コウモリを含む害虫・害獣駆除で、インターネット広告を見て依頼した後に思わぬ高額請求を受けた相談があるとして注意を呼びかけています。検索結果の上位だからという理由だけで業者の良し悪しを決めないことも案内しています。
県は複数社から見積もりを取り、作業内容と料金を確認して契約するよう案内しています。現場を見て追加作業が必要になること自体と、説明のないまま費用が増えることは別です。追加作業が出た場合に、作業前に金額を確認できるかも聞いておくとよいでしょう。
「今日決めないと大変になる」と不安を強められたときほど、一度見積書へ戻って考えます。施工箇所、追加料金、支払い時期、保証の条件が分からないままなら、その場で決めず説明を求めるほうが無理がありません。
広島市でコウモリに気付いたら捕獲と住宅対策を切り分ける
広島市の住宅でコウモリらしい気配に気付いたら、まず安全な場所から状況を見て、種類を決めつけないことから始めます。捕獲や殺傷を考える場合は行政へ法令と手続きを確認し、高所の侵入口調査や住宅への施工は無理に自分で行わないようにします。
民間業者へ頼む場合も、追い出す作業だけを見るのではなく、侵入口の特定、再侵入を防ぐ施工、必要に応じた清掃、追加作業、保証まで見積書で確かめることが大切です。何が必要か分からない段階なら、まず現地を見てもらい、説明を聞いてから施工を決める方法があります。













