広島市のアライグマ駆除はどこに相談する?捕獲ルールと住宅対策

家の近くで「アライグマかもしれない」という動物を見たり、夜になると屋根裏から物音がしたりすると、どこへ相談すればよいか迷います。姿だけで種類を決めつけず、近づいたり自分で捕まえたりする前に確認したいことがあります。

地域情報メディア「にしひろリンク」のカズヒコです。広島県ではアライグマの目撃情報を集めていますが、情報提供と住宅内の駆除施工は役割が異なります。

この記事では、広島市でアライグマらしい動物を見た場合の動き方から、捕獲のルール、住宅への侵入を疑うときの確認先まで順にまとめます。

見かけただけなのか、家に入っているのかで話が変わります

目次

アライグマらしい動物を見たら距離を取って様子を見る

道路や庭などでアライグマらしい動物を見ても、近づいて種類を確かめようとする必要はありません。広島県も、アライグマには近づき過ぎると危険だと案内しています。追い詰めたり、触ろうとしたりせず、まず距離を取ります。

安全な場所から確認できる範囲で、見た場所や時間、頭数などを覚えておくと情報提供に使えます。写真を撮る場合も、撮影のために動物へ接近するのではなく、無理のない範囲にとどめましょう。

  • 動物へ近づいたり触ったりしない
  • 自分で追い詰めたり捕まえたりしない
  • 見た場所や時間を無理なく記録する

姿を見ただけでアライグマと断定しないのも大事なところです。住宅地で見かける動物には別の種類もいるため、外見だけを根拠に捕獲や駆除へ進まないようにします。

ハクビシンなど別の動物との見分けにも注意する

夜に見た動物や屋根裏に入った動物を、すぐアライグマだと判断するのは難しい場合があります。ハクビシンなど別の動物の可能性もあり、暗い場所で一瞬見ただけなら、特徴を十分に確認できないこともあります。

住宅内で物音がする場合も、音だけで動物の種類までは決まりません。足跡、ふん、侵入口になりそうな場所などを含め、現地で状況を調べなければ分からないケースがあります。

広島県はアライグマの目撃情報を受け付けている

広島県は「県民いきもの調査」でアライグマを調査対象にしており、目撃情報を募集しています。集めた情報は、生息状況の把握や外来生物への取り組みに活用するとしています。

現在は環境省の「いきものログ」を利用した報告方法が案内されています。これは生息情報を集めるための仕組みであり、住宅へ作業員を派遣して屋根裏の駆除や侵入口の工事をするサービスとは分けて考える必要があります。

アライグマは特定外来生物でも自由に捕獲できない

アライグマは外来生物法の特定外来生物です。ただし、「外来生物だから見つけた人が自由に捕まえてよい」という意味ではありません。野生鳥獣の捕獲と特定外来生物の取り扱いには、それぞれ法令上のルールがあります。

環境省は、特定外来生物の飼養、保管、運搬などを原則禁止しています。捕獲後の個体を自由に持ち帰ったり、別の場所へ移したりできるわけでもありません。

広島市で捕獲したい場合は許可の要否から確かめる

広島県は、鳥獣保護管理法により野生鳥獣の捕獲は原則禁止されており、被害防止など必要と認められる場合には許可を受けて捕獲できると案内しています。許可権者は捕獲の目的や鳥獣の種類によって異なります。

生活環境や農林水産業への被害防止を目的とした有害鳥獣捕獲では、ツキノワグマなどを除く鳥獣の許可権者は市町長とされています。広島市内で自分で捕獲を考えているなら、器具を用意する前に市へ手続きを確かめるのが無理のない順番です。

目撃情報を伝えたい

広島県の県民いきもの調査で、アライグマの目撃情報を受け付けています。

自分で捕獲したい

捕獲目的や方法に応じた法令上の手続きが関係するため、広島市へ許可の要否や手続きを確認します。

住宅への侵入を疑っている

動物の種類、侵入経路、屋根裏などの被害範囲を調べる必要があれば、住宅対応を行う民間業者への現地調査も選択肢になります。

目撃情報の提供、捕獲の許可、住宅内の施工は同じ手続きではありません。何をしたいのかを分けて考えるだけでも、連絡先や次に確かめる内容が見えやすくなります。

屋根裏への侵入が疑われるなら建物側の状況も見る

庭を横切っただけの場合と、住宅内へ入っている疑いがある場合では必要な対応が変わります。屋根裏や壁の中から継続して物音がするなど、建物への侵入を疑う状況では、動物そのものだけでなく侵入経路も確かめる必要があります。

ただし、高い屋根へ上がったり、狭い屋根裏へ無理に入ったりして探す必要はありません。見える範囲で建物の外周を確認し、危険な場所や手の届かない場所は現地調査に任せる方法があります。

行政への情報提供と住宅の駆除施工は役割が違う

広島県への目撃情報は、生息状況を把握するための調査に役立てられます。一方、自宅の屋根裏に何が入っているかを調べ、追い出しや侵入口の封鎖まで行う作業は、同じ目撃情報受付の仕組みではありません。

また、自分で捕獲したい場合は許可や法令上の扱いを確かめる必要があります。住宅への侵入が疑われ、建物の調査や施工まで必要なら、住宅の害獣対策を扱う民間業者へ相談する場面になります。

STEP
目撃だけか住宅被害かを分ける

見かけただけなのか、屋根裏などへの侵入を疑う状況なのかを分けて考えます。

STEP
捕獲するなら手続きを確かめる

自分で捕獲を考える場合は、広島市へ許可の要否や必要な手続きを確認します。

STEP
建物の調査が必要なら相談する

侵入口や屋根裏の被害を自分で確認できない場合は、住宅対応を行う業者への現地調査を検討します。

この3つを分けておけば、県への情報提供だけで住宅施工まで済むと思ったり、反対に目撃しただけで駆除業者を呼ばなければならないと思ったりする混同を避けやすくなります。

害獣BUZZでは、アライグマを対応害獣として掲載し、現地調査と見積もり、薬剤による追い出し、侵入箇所の封鎖を案内しています。住宅への侵入経路まで調べたい場合は、こうした現地訪問型サービスへ相談する方法もあります。

ただし、捕獲許可や外来生物法に関する手続きをどこまで支援してもらえるかは、公式ページだけでは一律に確認できません。捕獲を伴う可能性がある場合は、相談時に対応範囲を聞いておくと話を進めやすくなります。

現地調査では侵入口と被害範囲まで確かめたい

住宅の害獣対策では、動物を外へ出すことだけでなく、どこから入った可能性があるかを見ることも必要です。害獣BUZZの公式ページでも、現地調査で害獣の種類や被害の程度、侵入経路を調べると案内しています。

同社はアライグマへの対策として、薬剤による追い出し後に、侵入箇所の穴や隙間を金網などで塞ぐ方法を掲載しています。ただし、実際に必要となる施工は建物や被害状況によって異なります。

見積もりでは作業範囲と保証条件まで見る

現地調査を依頼したら、総額だけを見るのではなく、何の作業が見積もりに含まれているかを確かめます。追い出し、侵入口の封鎖、清掃や除菌などが、どこまで必要でどこまで料金に含まれるのかを分けて聞くと分かりやすくなります。

害獣BUZZは現地調査と見積もりを無料と案内していますが、料金は害獣の種類、被害状況、建物の面積などで決まるとしています。オプション、保証内容、サービス日時などによって変動する場合があるため、固定料金とは考えないほうがよいでしょう。

保証についても「最長10年」と掲載されていますが、築年数や施工内容などで期間が異なると明記されています。自宅に適用される保証期間と対象範囲は、契約前に個別に確かめておきたいところです。

自力での捕獲や高所の侵入口探しを避けたいケース

アライグマらしい動物が家の中にいる、屋根裏へ入った可能性がある、高い場所に侵入口らしい隙間があるといった場合は、自分で捕まえたり追い詰めたりする方法には向きません。法令だけでなく、接近や高所作業の危険もあります。

箱わなを自分の判断だけで設置するのも避けます。捕獲には目的や方法に応じた手続きが関係し、アライグマは特定外来生物として捕獲後の取り扱いにも規制があります。

また、動物がまだ建物内にいる可能性を考えず、見つけた穴をすぐ塞ぐのも慎重にしたいところです。侵入状況が分からない場合は、動物の種類と侵入口の状況を調べてから施工内容を決めるほうが無理がありません。

目撃・捕獲・住宅被害を分けると次の行動が見えやすい

広島市でアライグマかもしれない動物を見たら、まず近づかず、種類を決めつけないことから考えます。目撃情報なら広島県の調査、捕獲を考えるなら広島市への手続き確認、住宅への侵入なら建物の調査と、それぞれ目的が違います。

屋根裏の物音や侵入口など住宅側の問題があるなら、現地調査を利用して被害範囲を確かめる方法があります。その際も、作業内容、追加料金が生じる条件、保証の適用範囲まで見ておくと、勢いで契約を決めずに済みます。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

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この記事を書いた人

「にしひろリンク」カズヒコ

広島市西区在住のカズヒコです。地域情報メディア『にしひろリンク』で、地域で暮らす人に役立つ情報を発信しています。

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