【広島市西区】山田小学校区の土砂災害ハザードマップ|区域と避難場所の見方

自分の家や子どもの通学路が、土砂災害の警戒区域に入っているのかどうか。ハザードマップは存在するのに、どこを見ればいいか迷ったまま、結局そのままにしている方も多いのではないでしょうか。

にしひろリンクで広島市西区まわりの地域情報を書いているカズヒコです。わたし自身、防災の情報は「いつか確認しよう」と後回しにしがちで、いざ調べようとすると何から手をつければいいか分からなくなることがあります。

今回は、広島市が公開している山田小学校区の土砂災害ハザードマップをもとに、地図の見る順番、避難場所の読み方、車中避難用施設の注意点、そして最新情報をどこで確認すればよいかを整理しました。

目次

このハザードマップはどのエリアが対象なのか

今回取り上げるのは、広島市が作成した山田小学校区の土砂災害ハザードマップです。令和6年3月付けの地図面で、山田新町・山田町周辺を範囲としています。

小学校区の境界線はあくまでおおよその範囲です。自分の自宅や職場がどの区域に当たるかは、地図面で個別に確認する必要があります。「山田小学校区だから全域が同じ状況」というわけではありません。

地図に示されている区域、二種類の違い

地図面には、土砂災害に関わる二つの区域が色分けして示されています。似た名前ですが、意味が違うので混同しないほうがいいです。

土砂災害警戒区域

土砂災害が発生した場合に、住民の生命や身体に危害が生じるおそれがあるとして指定されたエリアです。地図上では黄色系の色で示されることが多く、早めの避難行動を促す区域です。

土砂災害特別警戒区域

警戒区域のうち、建物に重大な損壊が生じるなど、特に危険性が高いとして指定されたエリアです。地図上では赤系の色で示されます。警戒区域よりもさらに厳しい区域です。

地図で自分の家や通勤通学先の周辺を確認するとき、まずどちらの区域に入っているかを見るところから始めると動きやすいです。

地図を見るとき、最初にどこを確認するか

ハザードマップを開いてまず困るのが、「自分の場所がどこにあるのか分からない」という点です。住所よりも、目印になる道路や施設から探すと場所を特定しやすいです。

STEP
自宅・学校・職場の位置を地図で確認する

まず自分に関係のある場所が、地図のどこにあるかを見つけます。幹線道路や川沿いを手がかりに探すと見つけやすいです。

STEP
周辺の色を確認する

場所が分かったら、そのまわりに警戒区域や特別警戒区域の色が重なっていないかを見ます。色がなければその地点は区域外です。ただし、区域は更新されることがあるため、最新情報は公式で確認が必要です。

STEP
避難場所の位置を確認する

区域の確認ができたら、次は近くの指定緊急避難場所がどこにあるかを見ます。いざというときに行ける距離かどうか、ルートに危険な箇所がないかも気にしておくといいです。

指定緊急避難場所の一覧、読むときに迷いやすい点

ハザードマップには指定緊急避難場所が4件掲載されています。一覧を見るとき、「土砂災害に対応しているかどうか」という列を必ず確認してください。

同じ施設でも、土砂災害対応と洪水対応では指定されている避難場所が異なる場合があります。土砂災害が心配なときに洪水対応の避難場所へ向かっても、指定外になることがあります。一覧の「土砂」列に印がある施設を確認するようにしてください。

確認する列何を見ればよいか
施設名・所在地自分が行ける距離にあるか
土砂災害の指定有無土砂災害時に対応した避難場所かどうか
洪水の指定有無洪水時に対応した避難場所かどうか

車中避難用施設はどんな人が使う場所か

ハザードマップには車中避難用の指定緊急避難場所が1件掲載されています。徒歩での避難が難しい高齢の方や、ペットと一緒に避難したい方、感染症対策として車内での待機を希望する方が主な対象です。

ただし、地震の際の避難場所としては使えません。また、物資の提供はなく、毛布や飲料水・食料は自分で用意する必要があります。エコノミークラス症候群の予防のため、定期的に車外で軽く体を動かすことも大切です。

車中避難用施設を使う前に確認したいこと

車中避難用施設は、避難情報の発令状況に合わせて開設されます。開設されていない状態で向かっても利用できません。

  • 開設基準となる小学校区と避難情報の発令レベルを事前に確認する
  • 駐車場が満車になる可能性がある
  • 開設期間以外は避難場所としての立ち入りができない
  • 自宅が被災した場合の長期避難には対応していない
  • 実際に開設されているかは広島市防災ポータルで確認する

わたし自身も、「いざとなれば車で避難できる」とざっくり思っていましたが、開設条件があることを知ってから見方が変わりました。事前に開設基準を一度見ておくと、いざというときの判断が変わってきます。

ハザードマップの情報が古くなっていないか確認する方法

今回のマップは令和6年3月作成です。広島市は区域の見直しを随時行っているため、その後に指定が変わっている可能性があります。

最新の土砂災害警戒区域は、広島県が運営する「土砂災害ポータルひろしま」で確認できます。また、広島市防災ポータルでは開設中の避難場所や最新の区域情報をまとめて見ることができます。「ひろしま避難誘導アプリ」を入れておくと、災害時に避難ルートや開設状況を手元で確認しやすいです。

疑問や詳細は公式の問い合わせ先へ

ハザードマップの内容や、区域に関する具体的な疑問は、広島市の担当窓口に問い合わせることができます。地図の見方や個別の場所についても、電話で確認できます。

ハザードマップの内容・土砂災害区域について

広島市下水道局河川防災課(電話:082-504-2377)

避難場所・避難情報について

広島市危機管理室 災害予防課(電話:082-504-2664)

「自分の住所は区域に入っているのか」という問いを、記事の中で確定的に答えることはできません。それは地図と公式情報を合わせて判断するものです。分からないことがあれば、窓口に聞くのがいちばんです。

開設状況は災害の種類によって変わるので、当日の発令情報と必ず合わせて見てほしいですね

今週末、地図を一度だけ開いてみる

特別なことをする必要はなくて、広島市の土砂災害ハザードマップページから山田小学校区のPDFを開いて、自宅の周辺を一度だけ見てみる。それだけでも、いざというときの動きが変わってきます。

わたし自身も今回の整理をしながら、車中避難用施設の開設条件を初めてちゃんと読みました。知っているつもりだったことが、意外と分かっていなかったと感じています。

山田新町・山田町周辺にお住まいのみなさん、まず地図を開く一歩だけ試してみてください。難しく考えなくて大丈夫です。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「にしひろリンク」カズヒコ

広島市西区在住のカズヒコです。地域情報メディア『にしひろリンク』で、地域で暮らす人に役立つ情報を発信しています。

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