「防災士の養成講座って、自分にも関係があるんだろうか」「普通救命講習まで必要となると、少しハードルが高そうだな」と感じた方も多いかもしれません。地域の防災リーダーという言葉も、急に身近に出てくると少し構えてしまいますよね。
地域情報メディア『にしひろリンク』のエリア担当ライター、カズヒコです。広島市西区に住んでいて、仕事帰りにどこへ寄りやすいかをつい考えてしまうタイプなので、「講習の場所や時間、駐車場の有無」は気になるところです。
この記事では、広島市が案内している防災士養成講座の内容を入り口に、「いつ、どこで、誰が対象なのか」「自分に関係があるのはどんなケースか」「今のうちに何を確認しておくと動きやすいか」を順番に見ていきます。
今回の防災士養成講座で広島市が伝えたいこと
今回の案内で広島市がいちばん強く打ち出しているのは、「地域の防災活動を支える人を増やしたい」ということです]町内会単位で組んでいる自主防災組織を土台に、各小学校区ごとに防災リーダー役を担う人を育てていく流れになっています。
特に「女性の地域防災リーダーの割合を増やす」「若い世代にも参加してほしい」と明記されていて、これまで防災活動はベテラン世代が中心だった地域に、少しずつ世代交代のきっかけをつくりたい意図も感じられます。その意味では、お住まいの町内会によっては、意外と「あなたに声を掛けたいと思っている」ケースも出てきそうです。
ニュース本文は「講座の予定」と「申込方法」が中心ですが、背景にあるのは「災害の多い広島で、逃げ方や支え方を地域の中から考えていける人を増やしたい」という思いです。その意図が分かると、自分ごととして見やすくなります。
講座日程はいつでどこで行われるのか
防災士養成講座は、令和8年度は2回に分けて開催されます。11月末と令和9年1月末の土日、それぞれ2日間続けて受講し、2日目に試験を受ける形です。どちらも「BIGFRONTひろしま」5階の広島市総合福祉センターのホールで行われます。
定員は各回100名で、会場専用の駐車場はありませんので、基本的には公共交通機関での参加になります。[web:3]広島駅周辺なので、JRや路面電車、路線バスなどを使いやすい方には動きやすい場所です。
カリキュラムは講師の都合などで一部変更になる場合があるため、「この講座で何を学ぶか」を詳しく知りたいときは、広島市の公式ページにある募集要項のPDFを事前に見ておくと安心です。
誰が対象でどんな条件があるのか
対象となるのは、「お住まいの各小学校区の自主防災会連合会の会長さんから推薦を受けた方」です。[web:3]つまり、申し込みたいと思ったら、まずは自分の町内会や小学校区の防災会の会長さんに「参加したい気持ち」を伝える必要があります。
加えて、「普通救命講習を受講できること」「資格取得後、概ね3年間は地域の防災活動に関わることができること」「地域防災リーダー名簿への掲載に同意できること」といった条件があります。[web:3]一度きりの講座ではなく、その後も地域で活動していく前提の募集と考えるとイメージしやすいです。
ここで迷いやすいのは、「今の仕事や家族の予定と両立できるかどうか」ですよね。週末の講座だけでなく、その後3年間は、防災訓練や講習会、地域の話し合いなどへ顔を出す場面が出てきますので、無理なく動けそうかを家族とも話しながら考える時間を取ると安心です。
普通救命講習はなぜ必要でいつ受けるのか
防災士の資格認証には、防災士養成講座の受講・試験合格に加えて、「普通救命講習1の修了」が必須条件になっています。心肺蘇生やAEDの使い方など、いざというときの命を守る手当てを身につける講習です。
ニュースでは、令和8年10月から11月にかけて、市内各区の地域福祉センターで普通救命講習1が6回予定されており、受講料は無料と記載されています。定員は各30名で、希望者が多い場合は調整が入ることもあるため、「いつなら動きやすいか」を早めに考えておくと申し込みもしやすくなります。
もし上記の日程で受講できない場合でも、「広島市救急教育センター」で個人申込をして普通救命講習1を受ける方法があります。この場合も講習区分は必ず「1」を選ぶ必要がある点だけは忘れないようにしておきたいところです。
自分に関係があるか見極めるときの視点
「防災士になりませんか」と声をかけられたときに、いちばん迷うのは「自分がその役を担っても続けていけるだろうか」という点だと思います。広島市としては、各小学校区にある自主防災会の中で、防災士資格を持つ人を増やしたいという考えがあります。
なので、すでに防災活動に関わっている方、町内会の役員に近い立場の方、避難行動に悩みを感じている地域で「何かしたい」と感じている方には、特に関係が深い制度です。反対に、「今は子育てと仕事で精一杯」「持病で長時間の講座が難しい」という場合には、無理をせず、もう少し暮らしに余裕ができてから検討する選択肢もあります。
わたし自身、車での移動が多く、駐車場事情や講座の開始時間で動きやすさを考えるタイプなので、「行きやすさ」も含めて自分にとっての現実的な関わり方をイメージしておくと、前向きな参加につながりやすいと感じています。
申し込み前に公式情報で見ておきたいポイント
ニュースだけだと、「だいたいの日時や場所」は分かりますが、細かな条件や注意点は広島市の公式ページや募集要項で確認しておくほうが安心です。特に、募集要項には、申込書の書き方や持ち物、当日の流れが詳しく書かれています。
また、「普通救命講習の申込先」「講習区分1の指定」「救急教育センターでの個人申込方法」などは、防災士養成講座とは別のページにまとまっています。ここは制度の変更が入りやすい部分なので、最新情報かどうかを意識して見ておくと、当日になって慌てずに済みます。
制度そのものは継続されていますが、年度によって日程や会場、定員などが変わることがあるため、「令和8年度」の表記や更新日をチェックしたうえで情報を見る習慣をつけておくと、間違いが少なくなります。
- 公式情報で確認しておきたい点
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募集要項の最新版か、普通救命講習の区分と日程、申込期限、推薦が必要な自主防災会の連合会長さんの窓口などは、公式サイトで一度メモしておくと安心です。
防災士になると地域でどんな役割を担うのか
広島市では、防災士は「地域防災リーダー」として位置づけられています。具体的には、避難訓練の企画や運営への協力、災害時の呼びかけ役、平常時の防災学習会のサポートなど、地域の方と一緒に考える場面が増えてきます。
資格取得後は概ね3年間、地域の防災活動に携わることと、広島市への活動報告書の提出が求められます。この報告書は「どんな取り組みをしたのか」を振り返る意味合いもあり、活動が続いているかどうかを市と地域で共有する役割もあります。
いきなり大きなことをする必要はなく、「町内会の防災訓練で避難ルートを一緒に確認する」「災害時に役立つ持ち物を話題にする」など、身近なところから動けるようになっているのが特徴です。防災士だからといって、ひとりで全部を背負うわけではなく、地域の仲間と一緒に動くイメージを持っておくと気持ちも軽くなります。
普通救命講習当日の流れと持ち物のイメージ
普通救命講習1は、おおむね3時間程度の講習で、心肺蘇生法やAEDの使い方、止血などの応急手当を、実技を交えながら学ぶ内容になっています。多くは座学だけでなく、実際に人形を使った練習が中心です。
持ち物としては、受講申込書や筆記用具、動きやすい服装などが案内されることが多いです。会場によっては駐車場に限りがあるため、「公共交通機関で行けるか」「帰りにどこへ寄りやすいか」も含めて、事前にアクセスを確認しておくと当日の負担が減ります。
わたしも平日は市内を車で回ることが多いので、講習の開始時間と交通の混み具合を頭に入れておくと気持ちに余裕が生まれます。時間帯の混み方や駐車場事情まで含めてイメージしておくと、講習当日は動きやすいですよ。
- 講習区分は「普通救命講習1」かどうか
- 開始時間と終了時間、移動手段のイメージ
- 服装や持ち物、会場の場所と駐車場の有無
申し込みから受講までの流れをざっくりイメージする
防災士養成講座の申し込みには、「自主防災会連合会長さんからの推薦」が必要で、申込書を広島市危機管理室 災害予防課へ持参・郵送・ファクス・メールのいずれかで送る流れになります。そのうえで、普通救命講習の受講希望日を申込書に記入する形です。
申込期限は令和8年9月1日とされていますので、推薦を受ける段取りも含めて、夏の終わりまでには「参加するかどうか」を決めておくイメージになります。期限ギリギリだと会長さんへの相談も慌ただしくなるので、早めに気持ちを固めておくと、ゆとりを持って話ができます。
この流れを頭に入れておくと、「講座に申し込むタイミング」「家族や職場と相談するタイミング」が見えやすくなります。申込の手順だけでも一度目を通しておくと安心です。
自主防災会の会長さんへ相談する→推薦を受ける→募集要項と申込書を確認する→普通救命講習の日程を選ぶ→申込書を危機管理室へ送る、という順番で動くイメージです。
受講を迷っているときに立ち止まりたいポイント
「防災士になると責任が重そうだな」と感じて、一歩が踏み出しにくい方もいると思います。わたしも、新しい役割の話が来たときには、家族の予定や仕事の忙しさと照らし合わせて、少し時間を置いて考えたいタイプです。
そんなときに立ち止まりたいポイントは、「自分が無理なく関われる範囲をどこに置くか」です。避難訓練の企画を全部任されるイメージだと負担が大きく感じますが、「自分の得意な部分だけ手伝う」「若い世代として声を届ける」など、役割の幅は地域と相談しながら決めていけます。
また、防災士はひとりで動くものではなく、地域防災リーダーどうしや行政区の連合会など、相談できる仲間も増えていく立ち位置です。それを知っていると、「全部を背負うわけではない」と思えて、心の負担も少し軽くなります。

防災のことを話せる仲間ができるだけでも心強いですよ
今日からできる小さな一歩を見つける
まずできる小さな一歩は、「今、自分の町内会や小学校区に自主防災会があるかどうか」を確認してみることです。もし防災訓練や避難の話し合いの案内が来ていなければ、回覧板や掲示板をきっかけに、自治会の方に聞いてみるだけでも動き始めになります。
わたし自身も、仕事帰りに地域の掲示板に目を向けることが増えました。防災訓練や講習会のお知らせは、意外とさりげなく貼られていることが多いので、「帰り道で寄れるかどうか」を意識しながら、情報を拾っていくと参加しやすくなります。
防災士養成講座に申し込むかどうかは、その次のステップですが、「自分の地域で防災の話をしている人は誰なのか」を知るだけでも、いざというときの安心感は変わってきます。今日か明日、少し時間があるタイミングで、地域の防災の雰囲気を一度眺めてみてください。













