広島市西区で地域活動をしている人、あるいはこれから何か始めたいと考えている人のなかには、「補助金が使えるらしいけど、自分たちでも申請できるのか」と思ったまま、そのままにしているケースもあるんじゃないかと思います。
地域情報メディア『にしひろリンク』で西区エリアを担当しているカズヒコです。わたしは制度の話を聞くとき、まず「手続きがどこで完結するか」を気にする癖があって、今回もまず窓口がどこかを確かめるところから入りました。
この記事では、令和8年度の第2次募集の概要、対象になりそうな団体の条件、申請の流れ、今動いておくべきことを順番に整理していきます。
第2次募集が始まった、という話
西区役所が、令和8年度の「区の魅力と活力推進事業」補助金について、第2次募集を開始しました。受付期間は2026年7月1日から7月17日午後5時15分まで。第1次募集で申請しそびれた団体にとっては、もう一度手が届く機会です。
この補助金は、西区内で住民が主体的に取り組むまちづくり活動に対して費用の一部を補助する制度で、区役所が設けた四つのテーマに沿った活動が対象になります。
どんな活動が対象になるのか
テーマは四つあります。幅広く設定されているので、「地域イベント」「防災活動」「子ども向け体験教室」など、すでに取り組んでいる活動が当てはまるケースも少なくありません。
- テーマ1:地域資源を活用したまちづくり
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地域の自然や歴史を活かす活動、文化を次の世代に引き継ぐ取り組みなど。
- テーマ2:にぎわいのあるまちづくり
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出会いや交流を生む場づくり、花・アート・音楽を活用した「もてなしの場」の活動など。
- テーマ3:元気アップを目指したまちづくり
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住民が元気でやさしく支え合えるまちをつくる活動。健康づくりや地域福祉に関わるものも含まれます。
- テーマ4:安全・安心で美しいまちづくり
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自然環境の意識を高める活動、防災や防犯に関わる地域の取り組みなど。
「3人以上の団体」という条件の意味
新規申請は3人以上で構成される団体が対象です。法人格は問われていないので、町内会のサークルや有志グループでも申請できます。ただし「新規」と「継続」で書類の様式が異なるため、初めての場合は新規申請用の書類を使う必要があります。
同一の活動で申請できるのは最大3年度まで。2年度目以降は毎年申請が必要で、審査の結果によっては採択されないこともあります。公式の案内にもその旨が明記されているので、「一度通れば3年分もらえる」とは思わないほうがいいです。
補助率と上限額はどう変わるのか
補助率は年度によって変わります。初年度はまとまった金額が出やすい設計になっていますが、続けるほど補助の割合は下がります。自前で賄う部分がどのくらいかを年度ごとに見ておくと、活動計画も立てやすくなります。
| 補助年度 | 補助率 | 補助限度額 |
|---|---|---|
| 初年度 | 補助対象経費の3分の2以内 | 100万円 |
| 2年度目 | 補助対象経費の2分の1以内 | 70万円 |
| 3年度目 | 補助対象経費の3分の1以内 | 35万円 |
申請後のスケジュールはこう動く
7月17日に締め切ったあと、すぐ結果が出るわけではありません。8月上旬に区役所で審査会が開かれ、必要に応じて申請団体が活動内容を説明する場が設けられることもあります。採択の通知は9月上旬の予定です。
新規申請用の書類一式を、西区役所地域起こし推進課(まちづくり支援センター)へ持参か郵送で提出します。郵送の場合は事前連絡が必要です。
区役所で審査が行われます。必要に応じて申請団体が活動内容を説明する場が設けられることもあります。
採択された団体に通知が届きます。補助対象期間は通知を受けた日から令和9年3月31日まで。
郵送で出すときに注意したいこと
郵送で提出する場合、7月17日必着が条件です。消印ではなく「受け取られた日付」で判断されます。余裕を持って送るなら、7月14日(月曜日)あたりまでに発送しておくと安心です。
郵送前には電話での事前連絡が求められています。窓口は西区役所地域起こし推進課(まちづくり支援センター)、電話番号は082-532-0927、平日の午前8時30分から午後5時15分まで受け付けています。
申請書類をどこで手に入れるか
書類は広島市の公式ウェブサイトからダウンロードできます。新規申請用の「応募の手引」と「申請書等様式一式」が別々のファイルになっているので、両方を確認してから作業に入るとミスが減ります。
- (新規申請用)補助金応募の手引 PDF形式
- (新規申請用)申請書等様式一式 Word形式
- 区の魅力と活力向上推進事業実施要綱 PDF形式
- 区の魅力と活力向上推進事業補助金交付要綱 PDF形式
「隔年イベント」でも申請できる場合がある
毎年開催しているイベントだけが対象ではありません。2年に1度のような隔年実施の活動でも、申請を認めてもらえることがあります。「連続した年度でないから無理かな」と思って諦めた団体は、一度窓口に相談してみる価値があります。
また千円未満の端数は切り捨てになるので、予算を組む際には少し余裕を見ておくと安心です。細かい点ですが、計算時に気になる人もいると思うので触れておきます。

隔年のイベントでも使えるかどうか、電話で聞いてみるのが一番早いですよ
今週、窓口に電話してみるだけでいい
書類をそろえる前に、まず「自分たちの活動は対象になるか」を電話で確認しておくだけで、かなりスムーズに動けます。受付時間は平日の午前8時30分から午後5時15分まで。仕事の合間に一本かけられる時間帯です。
わたし自身、制度の申請は「何が必要か」を事前に確かめないまま動くと、後から書類を取り直すことになって余計に手間がかかる経験が多いです。最初の一本で全体像が見えることのほうが多いので、無駄足になりにくいです。
7月1日の募集開始までに一度連絡しておくと、書類の準備も落ち着いて進められます。「まだ決まってないけど聞くだけなら」という段階でも、窓口は普通に対応してくれますよ。













